小児矯正はいつから（何歳から）？お子さんの歯並びのお悩みに回答

お子さんの歯列を矯正する場合、「何歳から行ったら良いですか？」という質問があります。

小児矯正はいつから可能なのでしょうか。

また、小児矯正はいつまでできるのでしょう？

お子さんの歯列矯正でよくご相談を受ける「いつから（何歳から）？」というお悩みに、歯列矯正に特化している歯科クリニックが回答します。

■小児矯正はいつから可能なの？

お子さんの歯並びが気になっている親御さんの場合「早めに小児矯正を受けさせるべきか」と悩むことでしょう。

お子さんの歯並びが気になっている場合、いつから小児矯正が可能なのでしょうか？

小児矯正は大きく分けて2つのタイプがあります。

ひとつは子供の歯から永久歯に生え変わる時期（混合歯列期）に行う小児矯正です。

この小児矯正をⅠ期治療と言います。

もうひとつは、お子さんの歯が永久歯に生え変わった時期（永久歯列期）に行う小児矯正です。

この小児矯正をⅡ期治療と言います。

どちらの小児矯正かによって「いつから行うのか」が異なります。

・混合歯列期の小児矯正（Ⅰ期治療）はいつから？

お子さんの歯や歯列の状態によりますが、混合歯列期の小児矯正は5歳～11歳が目安です。

「いつから？」と悩んだら、まずはお子さんの歯・歯列を小児矯正クリニックにチェックしてもらい、計画を立てることをおすすめします。

歯の生え変わりや歯・口腔内の状態にはお子さんごとに個人差がありますので、「いつから？」と悩んだときはお子さんの歯などの状態に合わせて行うことが重要です。

・永久歯列期の小児矯正（Ⅱ期治療）はいつから？

永久歯列期の小児矯正は12歳以降が目安です。

永久歯列期の小児矯正はお子さんの歯が永久歯に生え変わってから行うため、お子さんの歯の生え変わりの状態が関係してきます。

また、歯・口腔内の状態も関わってきます。

お子さんの歯がすべて永久歯に生え変わって頃の歯列矯正を検討している場合も、小児矯正のクリニックに一度歯・口腔内をチェックしてもらい、いつから小児矯正に入るか相談してみると良いでしょう。

■小児矯正はいつまでできるの？

小児矯正の種類によっていつからいつまでできるかが違ってきます。

お子さんの混合歯列期の小児矯正（Ⅰ期治療）の場合、5歳～11歳の間に1年～3年ほどかけて歯列矯正を行います。

したがって、11歳までが目安です。

11歳になってから「歯列矯正の相談をしようかな」ではなく、もっと幼い年齢で相談をスタートし、歯・口腔内の状態も含めてクリニックの医師とタイミングを検討するのが良いでしょう。

お子さんの永久歯列期の小児矯正（Ⅱ期治療）の場合、17歳までが目安です。

こちらについても「いつから？」と悩んだらまずは小児矯正クリニックの歯科医師に歯・口腔内をチェックしてもらい、タイミングも含めて一緒に相談した方が良いでしょう。

■最後に

小児矯正は「いつから？」という質問に対しての回答は「5歳～11歳」「12歳以降」が基本的な回答です。

しかしながら、すでにお話ししたように、お子さんによって歯・歯並び・口腔内の健康状態は異なります。

「いつから？」という質問の回答だけを目安にするのではなく、実際に小児矯正のクリニックに相談し、お子さんに合ったタイミングでの小児矯正をおすすめします。

小児矯正のことで悩んでいるなら、札幌の矯正歯科・口腔ケア クリニック知事公館前へお気軽にご相談ください。