歯周病治療の痛みはいつまで続くの？歯周病の症状や段階なども解説

歯科医院での歯周病治療では、

・歯周病治療の後に痛みはありますか？

・歯周病治療の痛みはいつまで続くものですか？

といった質問を受けます。

この記事では歯周病の症状や進行段階、治療時の痛みなどについて解説します。

■歯周病とは？症状や進行の段階など

歯周病とは、歯周病菌によって歯茎などが炎症を起こし、進行するとあごの骨が溶けてしまう（吸収されてしまう）病気のことです。

歯周病になると歯茎に飲み物が染みて困ったり、歯がぐらついて食事に困ったりします。

歯茎の痛みに悩ませられることも少なくありません。

次のような症状に心あたりはありませんか？

お口の症状に心当たりがある場合、歯周病が進行している可能性があります。

【歯周病の症状】

歯を磨くと歯茎から出血する、口臭がある（口臭が酷くなった）、寝起きに口の中がねばつく、歯やその周辺に痛みがあるが虫歯ではない、歯茎が腫れてしまう、歯茎に赤み（炎症）がある、歯がぐらぐらする、歯茎に退縮がある、歯茎から膿が出てくる、歯に食べ物がよく挟まって困る、歯周ポケットが深くなった、歯が前より長くなった気がする（歯茎が下がっている気がする）　など

【歯周病の進行段階】

歯周病は4つの進行段階があります。

1.歯肉炎（歯周病の初期段階）/ 歯茎に炎症が起きている

2.軽度歯周炎（2段階目、軽度）/ 歯茎の炎症だけでなく、出血や痛み、口臭などがある

3.中等度歯周炎（3段階目、中程度）/ 歯茎の炎症だけでなく、出血や痛み、強い口臭、歯のぐらつき、歯周ポケットが深くなる、など

4.重度歯周炎（4段階目、重度）/ 強い痛みや歯の根の露出、膿、強い口臭や歯のぐらつき、出血、あごの骨の吸収、など

■歯周病治療の痛みはいつまで続くの？

歯周病治療は、まずはカウンセリングや口腔内のチェックを行い、それから具体的な治療に入るという流れで行います。

・歯周病治療に痛みはあるのか？

歯周病治療には基本的に痛みはありません。

ただ、歯周病がかなり進行している場合は歯茎の炎症などによって痛みが出てしまうこともあります。

歯周病治療で痛みを感じるかどうかは「歯周病の進行度」などによって異なります。

歯周病治療の機器などが気になって、痛みのように感じてしまう方もいらっしゃるようです。

痛みを感じるかどうかは「人にもよる」ため、一概には言えません。

・歯周病治療の痛みはいつまで続くの？

歯周病治療で痛みが出てしまったらいつまで続くのでしょうか。

歯周病治療には基本的には痛みはありません。したがって治療中に機器などが気になってしまったケースや痛みが出てしまったケースでも、「いつまで続くの？」と不安になる必要はありません。

すぐに治まるケースがほとんどです。

ただ、炎症部分が痛い場合は治療後も痛みが続いてしまう可能性があるため、歯科医院のスタッフに「痛みが強い」「痛みはいつまで続くか？」など、すぐに相談してください。

■最後に

歯周病治療は、基本的に痛みはありません。

ただ、歯周病の進行段階によっては痛みが出る可能性がある他、機器などが気になってしまうこともあります。

・歯周病治療は痛いのか

・歯周病の進行段階から判断して痛みがありそうか

・痛みがありそうな場合は、いつまで続きそうか

・痛いときはどうすればいいか（対処法など）

気になることがあれば歯周病治療の前に何でも尋ねてください。

また、治療中に痛みが出たり、治療後に痛みが気になったりする場合は、すぐに相談してください。

当歯科医院のスタッフが迅速に対応いたします。

虫歯や歯列矯正、歯周病など、お口のトラブルのことなら、矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前にお任せください。