虫歯を放置するとどうなるの?骨髄炎や脳静脈血栓症のリスクも解説
「忙しくてなかなか治療に行けない」「歯科クリニックの治療が怖い」という方は少なくありません。
虫歯があると気づいていても、歯科クリニックが苦手な気持ちや忙しさなどからつい治療を後回しにすることがあります。
忙しさや心情的なものなど理由はいろいろあるかもしれませんが、虫歯は早期発見・早期治療が重要です。
虫歯を治療せず放置するとどうなるのか、札幌の歯科クリニックが解説します。
虫歯はどのように進行するの?
虫歯は1~4のステップで進行します。
虫歯は人により進行速度がかなり違いますが、1~2のステップへと進行する際の速度はおおむね半年~1年ほどです。
口腔内のケアをほとんどしていないと、さらに速く虫歯が進行するケースが多いです。
1.虫歯の初期段階 / エナメル質を損傷している状態
2.虫歯が象牙質まで進行している段階 / 虫歯による痛みが出てきている状態
3.虫歯が歯髄まで進行している段階 / 水やお湯が激しく沁み、強い痛みが出ている、炎症や腫れが出ている
4.虫歯の最終段階 / 痛みや染みが激しい、抜歯などが必要になる、顔まで腫れてくる、歯の根元に膿が溜まる
虫歯は悪化させればさせるほど進行が速くなるという特徴があります。
「虫歯に水が沁みる」「虫歯の周辺が腫れてしまった」など、虫歯による影響が出てしまっているなら、早期の治療が重要です。
虫歯を放置するとどうなるの?
虫歯を放置すると「次第に状態が酷くなる」ところが特徴です。
放置すると具体的にどのような症状が出てくるのか、順番に説明します。
1.虫歯を放置すると徐々に痛みが強くなる
虫歯を放置すると、基本的に徐々に痛みや沁みが強くなっていきます。
初期は冷たい水が沁みる程度だった虫歯が、やがて何もしなくてもズキズキと痛むようになる。
このように、徐々に痛みが酷くなっていきます。
さらに虫歯が進行すると神経の損傷の影響もあり一時的に痛みや沁みを感じなくなることもあります。
ただ、痛みを感じないからといって回復したわけではありません。
本来はかなり痛いはずなのに、神経まで達しているからこそ、痛いのに痛くない状態なのです。
虫歯を放置すると、このように痛みや沁みが徐々に酷くなっていきます。
2.虫歯を放置すると顔にも影響が出てくる
虫歯を放置すると周辺部分が腫れてくることがあります。
たとえば奥歯が虫歯になると、その周辺部分・頬のあたりが腫れてきてしまいます。
虫歯を放置するとこのように周辺部分・顔にも影響が出てしまうのです。
3.虫歯を放置すると全身にも影響が出る可能性がある
虫歯を放置すると全身にも影響が出る可能性があります。
たとえば虫歯になって歯が溶けてしまうと、噛み合わせも悪くなってしまうわけです。
そうすると、料理の食べにくさを感じることや、噛み合わせの悪さが一因となる頭痛、肩こり、あごの骨の変形などに繋がってしまう可能性があります。
骨髄炎や脳静脈血栓症など疾患のリスクも高くなります。
最後に
虫歯を放置しても「痛いだけ」だと思っていませんか。
虫歯を放置すると疾患リスクが高くなるなど、痛み以外にもさまざまな影響が出てきます。
体全体の健康を考える上でも虫歯の早期発見・早期治療は大切です。
虫歯や歯並びなど、口腔内のお悩みは矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前にお任せください。
虫歯予防などについてもお気軽にご相談ください。
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