マウスピースを使うホワイトニングとは?メリット・デメリットや注意点
マウスピースを使うホワイトニングは、手軽に取り入れやすい方法として注目を集めています。歯のホワイトニングは口元をより美しくするため、審美的な悩みを持つ人にもおすすめです。
マウスピースを使うホワイトニングには多くのメリットがある一方、デメリットや注意点も存在します。
また、施術方法が複数から選べる点も気になるのではないでしょうか。
実際にホワイトニングをスタートする前に、「どんなメリット・デメリットがあるのか」「施術方法ごとの違いは?」などを知っておくと役立つでしょう。
この記事では、マウスピースを使ったホワイトニングの種類やメリット・デメリット、ホワイトニングの流れ、注意点などについて解説します。
マウスピースを使うホワイトニングとは
マウスピースを使うホワイトニングには3つの種類があります。ここでは、それぞれの方法の特徴について紹介します。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは自宅でできるホワイトニングで、以下のような特徴があります。
- 歯科医院で専用マウスピースを作成する
- 歯科医師の指導を受ける
- ホワイトニングそのものの多くは自宅でセルフ施術になる
- 約2週間~1か月ほどで効果を実感し始める
歯科医師の指導のもと、自分専用のマウスピースとホワイトニングジェルを使用して行います。マウスピースにホワイトニングジェルを入れて、一定時間装着する方法です。
歯科医院での専用マウスピースの作成になるため、より自分にフィットしたマウスピースの作成が可能になることは嬉しい一面でしょう。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングはホームホワイトニングとオフィスホワイトニング(後述)を組み合わせた方法で、以下のような特徴があります。
- ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの相乗効果が期待できる
- 効果の実感がホームホワイトニングだけよりも早い
まず、歯科医院でオフィスホワイトニングを行い、その後にホームホワイトニングでホワイトニングを進めていきます。
デュアルホワイトニングの注目点は、オフィスホワイトニングで当日中に効果を実感でき、その後ホームホワイトニングで効果を長続きさせる相乗効果ができる点です。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは歯科医院で行うホワイトニングで、マウスピースを使わない施術になり、以下のような特徴があります。
- マウスピースは使わない
- 即効性があり、施術当日に効果が実感できる
歯科医や歯科衛生士が専用の機器を使った施術を行い、1回でも大きな効果が実感できます。
理想の白さにするためには数回の通院が必要になりますが、それでも長期になるケースは少なく、「専門家が施術する」「自分でやらなくていい」というメリットも得られるでしょう。
その一方、「通院が難しい」「自分で手軽にやりたい」と考える人にとっては取り入れにくい一面もあり、そのような場合はマウスピースを使うホワイトニングがおすすめです。
ホームホワイトニングのメリット
ホームホワイトニングのメリットは多数あり、多くの人が満足できるのではないでしょうか。ここではホームホワイトニングの大きなメリットを6つ紹介します。
どこでも手軽にできる
ホームホワイトニングは、忙しい生活を送っている人でも自分のペースでホワイトニングを続けやすい方法で、以下のような点は大きなメリットになります。
- どこでも手軽に行える
- 歯科医院が苦手でも自宅でリラックスしながら進められる
専用のマウスピースとホワイトニングジェルさえあれば、自宅だけではなく、旅行先や出張先でもホワイトニングが続けられます。
忙しい生活を送っている人や歯科医院が苦手な人でも、自分のペースで歯を白くしていくことができるでしょう。
通院回数が少ない
ホームホワイトニングは歯科医院への通院回数を大幅に減らせる方法です。
最初に歯科医師のカウンセリングを受け、マウスピースを作成するために1~2回の通院が必要ですが、その後は自宅でホワイトニングを進められます。
忙しい生活の中でも通院の負担を軽減し、時間を有効に活用することができるでしょう。
コストパフォーマンスがよい
ホームホワイトニングは、他のホワイトニング方法と比較してコストパフォーマンスが優れていることもメリットです。
- 費用を抑えて長期間続けやすい
- 一度マウスピースを作成すればホワイトニングジェルを補充するだけ
マウスピースの作成後にかかる費用は、基本的に補充するホワイトニングジェルの分だけになります。
「経済的な負担を少なくしたい。でもホワイトニング効果を持続させたい」という人におすすめのホワイトニング方法です。
安全性の高さ
歯科医師の指導のもとで行うため、安全性が高いこともホームホワイトニングのメリットです。
- オフィスホワイトニングよりも低濃度の薬剤を使用する
- 歯科医師が診察した上で一人ひとりに合った薬剤を処方する
- トラブルがあってもすぐに相談できる
ホームホワイトニングに使用する薬剤はオフィスホワイトニングよりも濃度の低いものを使用するため、しみにくくなっています。
また、万が一トラブルが発生した場合でも、すぐに歯科医師に相談することで適切な対応が受けられることも安心できる要素です。
歯の白さを保ちやすい
ホームホワイトニングは、歯の白さを保ちやすいというメリットもあり、次のような理由が挙げられます。
- 日常的なホワイトニングで自然に白さを長期的に維持できる
- 自分のペースで理想の白さを目指していける
オフィスホワイトニングのように短時間で効果を得ることはできませんが、ホームホワイトニングは日常的にホワイトニングを続ける方法です。
毎日続けるうちにホワイトニングが習慣化して、自然な白さを維持できるようになるでしょう。
歯列矯正と併用できることもある
ホームホワイトニングは歯列矯正と併用できる場合があります。以下のような条件と方法になることが一般的です。
- インビザラインなどの透明なマウスピース型矯正器具を使用している
- そのマウスピースにホワイトニングジェルを併用できるケースがある
歯並びを整えながら同時に歯を白くすることができるため、審美的な歯科治療を求める人にとっては一石二鳥でしょう。希望する際は歯科医師と相談してみてください。
ホームホワイトニングのデメリット
メリットが多いホームホワイトニングですが、デメリットが存在することも確かです。ホームホワイトニングを始める前に、デメリットや対策について把握しておくと安心です。
ここではホームホワイトニングのデメリットを紹介します。
痛みを感じることがある
ホームホワイトニングを行う際、歯や歯茎に痛みを感じることがあります。
ホワイトニングジェルの濃度が高いと、歯の表面や歯茎に刺激を与えることがあるためです。
このような場合は以下の対策が有効です。
- 使用するホワイトニングジェルの濃度を調整する
- 一時的に使用を中止する
また、歯科医師へ「痛みが出た」と相談して口腔内の様子をチェックしてもらうことも大切です。
痛みが原因でホームホワイトニングを断念してしまう人も少なくありません。継続していくためにも、自己判断だけではなく、歯科医院での診察も検討してみてください。
しみることがある
ホームホワイトニングを行うと、歯がしみることがあります。
ホワイトニングを行うと、薬剤の働きによって歯の表面を覆う薄い保護膜である「ペリクル」が一時的に剥がれます。
歯を守っているペリクルが剥がれることで刺激が伝わりやすくなり、知覚過敏が起こりやすくなるのです。
ペリクルは12時間~24時間かけて再生されるため心配はいりませんが、ペリクルが剥がれている間は着色しやすくなるため、色のつきやすい食べ物・飲み物に注意しましょう。
なお、しみる感覚は一時的なものであることが一般的ですが、頻繁にしみる場合や強い痛みを伴う場合は、使用を中止して歯科医師に相談しましょう。
すぐに白くならない
ホームホワイトニングは即効性が低く、すぐに白さを実感することは難しい方法です。一般的には効果が現れるまで2週間から1か月ほどかかります。
早急に歯を白くしたい場合にはこの点がデメリットとなりますが、長期的に見れば持続的な白さを得ることができる方法であることも確かです。迷った際には以下を意識してみてください。
- 即効性を求めるなら当日に効果が実感できるオフィスホワイトニング
- 持続的な効果を求めるならホームホワイトニング
このような点を考えながら、ご自身に適した方法を選択しましょう。
なお、「即効性も持続性も両方ほしい」という人にはデュアルホワイトニングがおすすめです。矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前でも取り扱っていますので、お気軽にご相談ください。
マウスピースを毎日つける必要がある
ホームホワイトニングは毎日一定時間マウスピースを装着する必要がありますが、忙しい人にとっては負担となることがあります。
マウスピースを装着する習慣を身に付けることが難しい場合、ホームホワイトニングの十分な効果が得られない可能性が高くなるでしょう。
継続が難しいと感じた場合、オフィスホワイトニングを検討するのもよい方法です。
歯の状態によっては効果が薄い
ホームホワイトニングは歯の状態によって効果が異なることがあります。以下のような場合は特に注意しましょう。
- 人工の詰め物・被せ物
- 神経を抜いた歯
- テトラサイクリン歯(抗生物質による着色)
- 金属による着色のある歯
人工の詰め物や被せ物は、ホワイトニングで白くすることはできません。
また、その他の神経を抜いた歯・テトラサイクリン歯・金属による着色のある歯なども効果が薄い場合があります。
他のホワイトニング方法が向いていることもあるため、自分の歯に適しているかどうか歯科医師と相談してみましょう。
ホームホワイトニングの流れ
ホームホワイトニングは主に家で行う方法ですが、歯科医院へ行く必要もあります。ここではホームホワイトニングの流れを紹介します。
カウンセリングを受ける
ホームホワイトニングを開始する前に、まずは歯科医院でカウンセリングを受ける必要があります。
歯科医師と相談し、現在の歯の状態やホワイトニングの目標、希望する白さについて話し合いましょう。
口腔内のクリーニングをする
カウンセリングの後、口腔内のクリーニングを行い、歯垢や歯石を除去します。
クリーニングを行うことでホワイトニングジェルが歯に均一に浸透しやすくなり、ホワイトニング効果を最大限に引き出しやすくなるでしょう。
マウスピースを作成する
クリーニングが完了したら、次に自分専用のマウスピースを作成します。歯の型を取り、専用のマウスピースを作成します。
作成には数日から一週間程度の時間がかかることがあるため、スケジュール調整が必要な人は日程を確認しておきましょう。
自宅でホワイトニングスタート
マウスピースが完成したら、いよいよ自宅でホワイトニングスタートです。
歯科医師から指示された方法に従って正しく進めていきましょう。
ホームホワイトニングの注意点
ホームホワイトニングを効果的に行うためには、いくつかの注意点を守る必要があります。ここでは、ホームホワイトニングの注意点について紹介します。
マウスピースの破損・汚れに注意
マウスピースの破損や汚れに注意しましょう。
マウスピースが変形したり破損したりした場合は使用を中止し、すぐに歯科医師に相談してみてください。
時間通りにマウスピースを装着する
ホームホワイトニングのマウスピースの装着時間は2時間ほどが目安といわれています。歯科医師からの指導を守り、適切な装着時間で使用しましょう。
装着時間が短すぎると効果が薄れ、逆に長すぎると歯や歯茎に負担がかかることがあります。
ホワイトニングジェルの量を守る
ホワイトニングジェルも歯科医師や歯科衛生士の指示に従い、適量を守って使用しましょう。
量が多すぎるとマウスピースからジェルがはみ出してしまい、歯ぐきや唇の内側などに刺激を与え、口腔内トラブルになる可能性があります。
終了後はホワイトニングジェルを必ず落とす
ホワイトニング後はうがいなどで歯やマウスピースに残ったホワイトニングジェルを丁寧に洗い流しましょう。
ホワイトニングジェルが歯や歯茎に残っていると口腔内トラブルになる可能性があります。
まとめ
マウスピースを使ったホワイトニングは自宅で手軽にできる、継続しやすいなどのメリットがあり、多くの人が始めやすい方法です。
コストパフォーマンスもよく、費用面での心配が少ないことも嬉しい一面でしょう。
その反面、痛みを感じたりしみたりする可能性もあるため、歯科医院で指導を受けながら安全に進めていくことをおすすめします。
矯正歯科・口腔ケア クリニック知事公館前ではマウスピースを使ったホワイトニングやオフィスホワイトニング、両方を組み合わせたデュアルホワイトニングなどが可能です。
患者さんの歯とライフスタイルに適したプランをご提案させていただいておりますので、ホワイトニングをご検討中の方はぜひご連絡ください。
記事監修者

矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前
院長 三木 善樹
経歴
- 1993年 徳島大学歯学部卒業
- 1997年 徳島大学大学院歯学研究科修了
- 1997年 徳島大学歯学部矯正学講座助手
- 2004年 札幌医科大学医学部口腔外科学講座助手
- 2007年 札幌医科大学医学部口腔外科学講座助教
- 2022年 矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前院長
所属学会
- 日本矯正歯科学会・認定医
- 日本口腔外科学会
- 日本顎変形症学会
- 日本口蓋裂学会
- 日本顎関節学会
- 北海道矯正歯科学会
- 日本骨代謝学会
- 歯科臨床研修医指導医
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