ホワイトニング後の歯磨きはいつから?タイミングと白さを保つケアの秘訣
ホワイトニングして白く美しくなった歯を長く保ちたいと考える人は、ホワイトニング後の歯磨きにも関心があるのではないでしょうか。
「施術直後は歯が敏感になっていると言うし、歯磨きをしたら痛むかも」と心配になるかもしれません。
かといって、いつまでも歯磨きをしないと口腔内の衛生状態や、白さをキープできなくなってしまうかもしれないといったことが気になるでしょう。
この記事では、ホワイトニング後の歯磨きのタイミングや施術直後に避けたいこと、白さを保つコツなどについて紹介します。
ホワイトニングを受ける前から施術後の歯磨きや注意点について知っておき、安心してホワイトニングを受けられるようにしましょう。
ホワイトニング後はいつから歯磨きできる?
ホワイトニングの施術後は歯が一時的に敏感になっているため、歯磨きのタイミングは気になるものです。しかし、色素沈着や口腔内の衛生維持などのためにも歯磨きは欠かせません。
ここでは、ホワイトニング直後の歯磨きのタイミングや意識したい点などについて紹介します。
ホワイトニング当日から歯磨きOK
歯磨きはホワイトニング施術の当日から可能で、普段の歯磨きと大きく変える必要はありません。歯磨きをしたからといってホワイトニングの効果が薄れることはなく、通常の歯磨きをしても大丈夫です。
歯の表面を傷つけないよう、以下の点に注意して磨いてみてください。
- 優しくみがき、強くこすらない
- 全体を均一に磨く
- 丁寧に磨き残しのないように磨く
ホワイトニング直後は色素沈着しやすい
ホワイトニング直後は歯の表面の膜(ペリクル)が剥がれ、歯が一時的に色素沈着しやすい状態です。
ペリクルは約12時間〜24時間で再生し正常な状態に戻りますが、それまではいつも以上に着色に気をつけて過ごす必要があります。
ホワイトニング後の24時間は特に注意して、色の薄い食べ物や飲み物を選び、歯の白さを保つよう心がけましょう。
色素が沈着しやすい食品を避けることに加えて、こまめにうがいや歯磨きを行い、口内を清潔に保つことも重要です。
フッ素入りの歯磨き粉がおすすめ
ホワイトニング後のケアには、ぜひフッ素入りの歯磨き粉を使用してみてください。フッ素はエナメル質を強化し、ホワイトニング効果を持続させやすくなります。
フッ素入りの歯磨き粉を選ぶ時には以下の条件に注目しましょう。
- 低研磨性のものを選ぶ
- 研磨性の高いものは歯の表面を傷付けてしまうため避ける
- フッ素の含有量が高ければむし歯予防にも効果的
歯磨き粉を選ぶ際には、ホワイトニング後の歯に配慮した低研磨性の製品を探してみてください。研磨性が高いザラザラしたタイプは歯の表面を傷付け、着色しやすい状態を作ってしまいます。
また、フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、エナメル質を強化するだけではなくむし歯予防の効果も期待できます。歯の健康を保ちながら白さを長持ちさせやすくなるでしょう。
フッ素配合のマウスウォッシュの併用もおすすめです。「どれを買えばいいの?」と迷った際には歯科医院で相談してみてください。
ホワイトニング直後に避けたいこと
ホワイトニング直後は歯が特にデリケートな状態になり、色素沈着しやすい状態ですが、特定の行動や飲食物を避けるように意識することで色素沈着を防ぎやすくなるでしょう。
ここでは、ホワイトニング直後に避けるべき具体的な項目について紹介しますします。
タバコ
ホワイトニング直後にタバコを吸うことはおすすめできません。
歯科医院の方針によっては一定時間の禁煙を指導することもあるほど、タバコはホワイトニング直後の行動としてNGです。
タバコの煙にはニコチンやタールなど多数の物質が含まれているのですが、そのような物質が歯の表面に付着して色素沈着を引き起こします。以下のことを意識してみてください。
- 施術後24時間はタバコを控える
- 歯科医師の指導があればそれを守る
- 節煙・禁煙も視野に入れる
一般的には、ホワイトニング施術後は少なくとも24時間ほど喫煙を控えることが望ましいとされています。歯科医師が具体的な時間を指導した場合にはそれを守りましょう。
また、可能であればこの機会に節煙や禁煙にチャレンジするのもおすすめです。長期的に見ると、タバコを控えることでヤニによる汚れを防ぎ、歯の白さを持続させやすくなります。
歯に着色しやすい飲食物
ホワイトニング直後は、歯に着色しやすい飲食物を避けることが大切です。
特に以下のような食べ物・飲み物には注意してください。
- カレー
- ケチャップ、ソース
- コーヒー
- 紅茶
- 赤ワイン など
このようなもののほかにも、色の濃いものはできるだけ避けましょう。
一時的にペリクルが剥がれた歯に濃い色の飲食物が触れると、色素が通常よりも容易に浸透し、色素沈着を引き起こす恐れがあります。
ホワイトニング効果を最大限に保つためには、少なくとも24時間、できれば48時間はこれらの飲食物を控えるようにしましょう。
また、食後はすぐに水で口をすすぎ、口内を清潔に保つことも有効です。可能であれば歯磨きもぜひ行ってみてください。
なお、飲食物とは少し違いますが、歯に触れやすいものとしては以下も避けるとさらに安心です。
- 口紅
- イソジンのように濃い色のうがい薬
- 色がついている歯磨き粉
このようなものにも注意しましょう。
歯の乾燥
ホワイトニング直後の歯は乾燥しており、色素沈着を引き起こしやすい状態です。乾燥を防ぐために以下のことを心がけてみてください。
- 口呼吸を避け、意識的に口を閉じる
- 室内の乾燥を防ぐ(加湿器の使用など)
- こまめな水分補給
はじめのふたつは人によっては難しいかもしれませんが、こまめな水分補給だけでも意識することをおすすめします。
というのも、適切な水分補給は唾液の分泌につながり、口腔内の細菌の繁殖を抑え、むし歯や歯周病などの症状を予防することにも役立つためです。
乾燥を防ぐことにより、口腔内の健康を守りながらホワイトニング効果を持続させやすくなります。
白さをキープするお手入れ方法
ホワイトニング後の歯の白さを保つためには、適切なお手入れが欠かせません。毎日のケアや生活習慣に少し気を使い、ホワイトニングの効果を維持しましょう。
ここでは白さをキープするための具体的なお手入れ方法を紹介します。
歯磨き・うがいはしっかりと
ホワイトニング後は、歯磨きとうがいを徹底することが重要です。特に食後は歯に付着した食べ物や飲み物の残留物をしっかりと除去するように意識しましょう。
以下が毎日の生活に取り入れやすいおすすめの方法です。
- フッ素入りの歯磨き粉を使う
- 優しく丁寧にブラッシングする
- うがいも欠かさずに行う
このようなことを意識するだけでも、歯の表面を保護しながら白さを維持しやすくなります。
歯磨きはホワイトニングをしない人にとっても毎日のケアとして重要ですが、ポイントを押さえたケアを行うことにより、ホワイトニングの効果を長くキープできるようになるでしょう。
タバコや着色しやすい飲食物に注意する
前述の通り、ホワイトニング後の歯に色素沈着を引き起こしやすいタバコや飲食物は避けるべきです。まったく摂取してはいけないというわけではなく、「控えめにしようかな」と考えてみてください。
特に飲み物の場合、以下のことに気をつけるとストレスを軽減しながら好きな飲み物を楽しめるでしょう。
- 普段は色の濃いコーヒーやワインなどより水や透明な飲み物を選ぶ
- 飲む場合にはストローを使用して歯に直接触れないようにする
- 食後はすぐに水で口をすすぐ
すぐに歯磨きができない場合には、デンタルリンスを活用するのもおすすめです。
歯を乾燥させない
歯の乾燥を防ぐことも、歯の白さを保つためには重要です。前述の通り、口呼吸を避けたり加湿器を使用したりなど、できることから取り入れてみてください。
このような対策は口腔内の乾燥を防ぐことにもつながり、「口腔乾燥(ドライマウス)」という症状の予防にもつながります。
口腔乾燥はむし歯や歯周病のほか、味覚障害や口内炎、嚥下障害などの原因になることもある症状です。ホワイトニングをきっかけに、お口を通した健康管理にも気をつけてみましょう。
継続的にホワイトニングをする
歯科医院でのホワイトニング施術を継続的に行うことにより、ホワイトニング効果を長期間維持しやすくなります。歯科医院では以下のホワイトニング方法が選べます。
| オフィスホワイトニング | 歯科医院で歯科医師や歯科衛生士がホワイトニング施術をする |
|---|---|
| ホームホワイトニング | 歯科医院で指導を受けた上で自宅でホワイトニングする |
| デュアルホワイトニング | オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する |
どの方法も歯科医師や歯科衛生士の指導が受けられるため安全性が高く、効果も期待できます。計画的にホワイトニングを継続して、白さを長く保ちましょう。
セルフホワイトニングも取り入れる
市販のキットを使い、セルフホワイトニングを日常のケアに取り入れる人もいます。
セルフホワイトニングは歯科医院でのホワイトニングのように歯を漂白することはできませんが、着色汚れを落としたりつきにくくしたりする効果があります。
自宅で手軽に行えるため、歯科医院でのホワイトニングに加えてセルフホワイトニングを取り入れてみてもいいでしょう。
セルフホワイトニングを選ぶ際には自分に合った製品を探し、取扱説明書の通りに使用しましょう。
ホワイトニング効果が続かないと感じたら
ホワイトニングは時間が経つと効果が薄れてしまいますが、その原因や対策を知っておけば白さを長く保ち安くなります。
ここでは、ホワイトニング効果が続かないと感じた際の対処方法について説明します。
実際は少しずつ色戻りしている
「ホワイトニング効果がない」「着色してしまった」と感じる主な原因として、色戻りがあります。
一度ホワイトニングをすればその白さを永久的に維持できるわけではなく、少しずつ色戻りが起きます。
色戻りを遅らせたり防いだりするには、定期的なホワイトニングケアと、色素沈着を防ぐための生活習慣の見直しが重要です。
丁寧なケアを行い、ホワイトニング効果を少しでも長持ちさせましょう。
ホワイトニング専用の歯磨き粉を使う
ホワイトニング効果を持続させるためには、ホワイトニングをした歯に適した専用の歯磨き粉をの使用をおすすめします。
ホワイトニング専用の歯磨き粉は、通常の歯磨き粉と比べて色素沈着を防ぐ成分やエナメル質を保護する成分が多く含まれています。
日常的に使用することにより、歯の表面に付着した色素を効果的に除去し、白さを長く維持できるようになるでしょう。
より効果の高いホワイトニングを選ぶ
現在のホワイトニングの効果が満足できない場合、より効果の高いホワイトニング方法を検討することも一つの選択肢です。
例えば、「自分一人で行うセルフホワイトニングでは効果を感じられない」場合は、歯科医院で行うオフィスホワイトニングやホームホワイトニング、そのふたつを合わせたデュアルホワイトニングがおすすめです。
- セルフホワイトニング……歯の着色汚れを落とせる
- 歯科医院のホワイトニング……歯を漂白できる(本来の歯の色よりも白くできる)
歯科医院で行うホワイトニングとセルフホワイトニングでは使用する薬剤が異なり、上記のように効果も変わるため、望む効果や白さに合わせて適切な方法を選びましょう。
まとめ
ホワイトニング後はすぐに歯磨きをしても問題ありません。むしろ歯磨きは口腔内の健康維持や歯の色素沈着を防ぐためにも今まで以上に意識したい大切なことです。
特にホワイトニング直後は歯の表面の膜が剥がれている状態で色素沈着が起こりやすく、元の状態に戻る約12時間〜24時間後までは注意深いケアが必要です。
白さをキープするためにはホワイトニング直後のケアのほか、継続的なケアも取り入れていきましょう。タバコや着色しやすい飲食物、口腔内の乾燥を避けるだけでも効果があります。
矯正歯科・口腔ケア クリニック知事公館前では各種ホワイトニングを取り扱い、継続的なケアのご相談も可能です。歯の白さを長くキープしたい方はぜひお気軽にご連絡ください。
記事監修者

矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前
院長 三木 善樹
経歴
- 1993年 徳島大学歯学部卒業
- 1997年 徳島大学大学院歯学研究科修了
- 1997年 徳島大学歯学部矯正学講座助手
- 2004年 札幌医科大学医学部口腔外科学講座助手
- 2007年 札幌医科大学医学部口腔外科学講座助教
- 2022年 矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前院長
所属学会
- 日本矯正歯科学会・認定医
- 日本口腔外科学会
- 日本顎変形症学会
- 日本口蓋裂学会
- 日本顎関節学会
- 北海道矯正歯科学会
- 日本骨代謝学会
- 歯科臨床研修医指導医
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住所〒060-0003
北海道札幌市中央区北3条西14丁目2-2
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