矯正のやり直しはなぜ起きる?後戻りの原因から再治療の費用・期間まで
矯正のやり直しを考えるとき、ほとんどの方がまず気にされるのは「もう一度同じだけの費用と時間がかかるのか」という点です。実際には、後戻りの程度や原因によって部分矯正で済むのか全体矯正が必要かが変わり、費用も期間も大きく違ってきます。やり直しの判断で大切なのは、後戻りの「程度」と「原因」を切り分けて、自分のケースがどちらの治療範囲に当たるかを見極めることです。
原因がわからないまま再矯正を始めると、同じ理由で再び後戻りを起こすため、治療法を選ぶ前に原因の特定が欠かせません。
矯正のやり直しが必要になる主なケース
まずは「どのような状態なら再矯正が選択肢になるのか」を整理しておくと、ご自身の状況を判断しやすくなります。
矯正後に後戻りが起きた
矯正治療で整えた歯列が、時間の経過とともに少しずつ元の位置へ戻ろうとする現象を「後戻り」と呼びます。後戻りに気づきやすい時期は、リテーナーの使用をやめてから半年〜1年経った頃です。前歯のわずかなねじれや隙間であれば、軽度の後戻りなら部分矯正で対応できることが多く、全体矯正に比べて費用も期間も抑えられます。鏡で「以前と違う」と感じたら、奥歯の噛み合わせまでずれる前の段階で受診することで、治療の選択肢を広く保てます。
仕上がりに納得がいかなかった
治療は完了したものの、前歯の角度が気になる、上下の歯の正中(中心線)がずれている、笑ったときに歯のラインが左右で揃っていないといった違和感が残るケースがあります。仕上がりへの不満をやり直しの理由にする前に、確認しておきたいのが「治療計画上の目標がどこに設定されていたか」です。
矯正治療は始める前に「どの歯をどこまで動かすか」を計画しますが、骨格の特徴や歯の動き方によっては、計画の段階で「ここまでが現実的な仕上がり」というラインが引かれていることがあります。治療を受けた医院でカルテと治療計画を確認し、計画通りに進んだうえでの仕上がりなのか、それとも計画から外れた結果なのかを切り分けてからやり直しを検討すると、再治療の方向性が定まります。計画の範囲内で微調整できる範囲なのか、別途再矯正が必要な範囲なのかが、この段階で見えてきます。
親知らずの影響で歯列が変化した
親知らずが矯正後に生えてきたり、横向きに埋まっている親知らずが手前の歯を内側から押したりすることで、整えた歯列が乱れることがあります。特に下の前歯にガタつきが出やすく、「治療直後はきれいだったのに数年で前歯が重なってきた」というご相談の中には、親知らずが関わっているケースが含まれます。
親知らずが原因で歯列が動いた場合は、親知らずを抜歯したうえで再矯正を行わないと、同じ力がかかり続けて再び後戻りを起こします。レントゲンだけでは判断しにくい埋伏(埋まっている状態)の親知らずでも、CTで立体像を見れば、周囲の神経・血管との距離や抜歯の難易度・順序を事前に検討できます。
再矯正を始める前に親知らずの状態を確認しておくことが、やり直しを繰り返さない第一歩になります。
矯正の後戻りが起こる原因
後戻りは1つの原因で起きることもあれば、複数の要因が重なって起きることもあります。再矯正の治療法を決める前に、ご自身がどの原因に当てはまるかを把握しておくと、同じ理由で繰り返し後戻りを起こすことを防げます。
リテーナーの装着が不十分だった
後戻りの原因として最も多いのが、保定期間のリテーナー装着を途中でやめてしまうことです。矯正装置を外した直後の歯は、周囲の骨や歯根膜(歯と骨をつなぐ薄い組織)がまだ新しい位置に馴染んでおらず、リテーナーで位置を保っている間に組織が安定していきます。装着時間が不足すると、組織が新しい位置に馴染む前に歯が元へ戻ろうとするため、後戻りが起きます。
リテーナーを外していい時期かどうかは、見た目の安定ではなく担当医の経過観察で判断します。「歯並びが落ち着いてきたから大丈夫だろう」と自己判断で装着時間を減らすと、その判断から数ヶ月以内に後戻りが進むことがあります。
舌癖や口腔習癖がある
舌で前歯を押す癖(舌癖)、口呼吸、頬杖、唇を噛む癖などの口腔習癖があると、矯正後も歯に持続的な力がかかり続けます。特に舌癖は前歯の開咬(上下の前歯が噛み合わない状態)や出っ歯につながりやすく、矯正で整えた歯並びを再び崩す要因になります。1日に何度も発生する小さな力でも、数ヶ月単位で蓄積すると歯の位置を動かすのに十分な力になります。
舌癖がある場合は、矯正治療と並行して舌のトレーニング(MFT:口腔筋機能療法)を行うことが推奨されます。矯正だけ完了しても舌が歯を押す力は変わらないため、後戻りのリスクが残ったままになります。再矯正を検討する際には、舌癖の改善が同時に必要かどうかも確認しましょう。
加齢や歯周病による変化
年齢とともに歯を支える歯槽骨が少しずつ吸収され、歯の位置が変わりやすくなります。歯周病が進行している場合はこの変化が加速し、矯正で整えた歯列であっても位置が変わってしまうことがあります。歯周病で骨や歯茎の支えが弱った歯は、わずかな力でも動きやすくなるためです。
歯周病の影響を受けている歯に再矯正をかける場合、まず歯周病の治療を優先し、骨と歯茎の状態が安定してから矯正力を加えるのが原則です。骨が不安定な状態で矯正力を加えると、歯と歯茎にかかる負担が大きくなります。再矯正の前に歯周病の検査を受けて、現在の歯茎と骨の状態を把握することが、安全な治療の前提になります。
再矯正にかかる費用と治療期間の目安
再矯正の費用と期間は、後戻りの程度・使用する装置・矯正の範囲で大きく変わります。「全体矯正でやり直すと初回と同じくらいかかる」と覚悟しておく方が多いのですが、部分矯正で済むケースもあるため、まずは精密検査で範囲を見極めてから治療法を決定します。
部分矯正で対応できるケース
前歯数本のずれや軽度のねじれなど、動かす歯の本数が限られているケースでは、部分矯正で対応できることがあります。装置を付ける範囲が狭い分、費用と期間ともに全体矯正より抑えられます。
部分矯正の費用目安は30万〜60万円程度(税込)、治療期間は6ヶ月〜1年程度です。ただし噛み合わせ全体の調整が必要な場合は部分矯正では対応できず、精密検査の結果によっては全体矯正を勧められることもあります。「部分矯正で安く済ませたい」という希望が先行すると、本来必要な治療範囲を狭く見積もって再び後戻りを起こす原因になります。
部分矯正で済むかどうかは見た目だけでなく、噛み合わせを含めて精密検査で判断します。
全体矯正が必要なケース
奥歯の噛み合わせがずれている、後戻りの範囲が広い、複数の歯にねじれが出ているなどのケースでは、全体矯正でのやり直しになります。1回目の矯正とほぼ同じ規模の治療になるため、費用と期間も同等の水準を見込んでおく必要があります。
全体矯正の費用は使用する装置で変わり、表側ワイヤー矯正で70万〜100万円程度(税込)、マウスピース矯正で70万〜120万円程度(税込)、裏側矯正で100万〜150万円程度(税込)が一般的な相場です。治療期間は1年半〜2年半程度が目安ですが、1回目の矯正である程度歯が整った状態から始められる分、当初よりやや短くなるケースもあります。一方で歯根吸収や歯周組織の状態によっては、歯を動かす速度を抑える必要があり、結果的に治療期間が延びることもあります。
追加費用として見落としやすい項目
再矯正の費用を確認するときは、装置代だけでなく以下の項目も含めて見積もりを取ることが重要です。
| 項目 | 費用の目安 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 精密検査・診断料 | 3万〜10万円程度 | 治療費に含まれているか別途か |
| 調整料(毎月) | 3,000〜6,000円程度 | 月1回の通院で発生 |
| リテーナー(保定装置) | 1万〜3万円程度 | 治療費に含む医院と別途請求の医院がある |
| 抜歯費用 | 1本あたり約5,000円〜1.5万円 | 親知らず・小臼歯の抜歯本数で変わる |
特にリテーナー費用は見落とされがちです。素材の劣化やフィット感の変化で1〜2年で作り直しが必要になることがあり、再矯正を終えた後も継続的にかかるコストとして頭に入れておくと、想定外の出費を避けられます。料金表を見るときは「何が含まれて何が別途か」を一つずつ確認するのが確実です。
再矯正の治療法と選び方
再矯正に使う装置は1回目の矯正と基本的に同じですが、後戻りの程度や前回の治療で生じた歯・歯茎の状態によって、適した方法が変わります。1回目と同じ装置がそのまま2回目に最適とは限らず、原因に合わせて選び直すのが原則です。
ワイヤー矯正(表側・裏側)
ワイヤー矯正はブラケット(歯に貼り付ける小さな装置)とワイヤーを使い、ワイヤーの力で歯を動かす方法です。複雑な歯の移動や大きな噛み合わせの修正が必要なケースに向いており、再矯正でも選ばれることが多い装置です。動かしたい歯を限定して動かしやすく、奥歯の噛み合わせまで含めた調整がしやすい特徴があります。
表側矯正は装置が前から見える一方で費用を抑えやすく、裏側(舌側)矯正は外から装置が見えない代わりに費用が高くなる傾向があります。
マウスピース矯正
透明なマウスピース型の装置を段階的に交換しながら歯を動かす方法です。装置が目立ちにくく、取り外しができるため食事や歯磨きがしやすい利点があります。後戻りが軽度〜中程度のケースで選ばれることが多く、1日20〜22時間の装着が必須です。
装着時間が不足すると計画通りに歯が動かず、追加のマウスピース製作が必要になります。
前回の矯正でリテーナーの装着を怠って後戻りを起こした方は、マウスピース矯正でも装着時間を守れるかを慎重に検討する必要があります。装着の自己管理が苦手な方には、リテーナー同様にマウスピース矯正も難しい選択肢になりえます。
治療法を選ぶときに確認すべきポイント
再矯正の治療法を選ぶ際は、装置の見た目だけでなく以下の3点をカウンセリングで確認すると判断がしやすくなります。
- 後戻りの原因は何か・原因に合わせた治療計画になっているか
- 部分矯正で対応できるのか、全体矯正が必要か
- 費用の総額に何が含まれているか
費用については「治療費包括型」と「処置別精算型」の違いを確認しておきましょう。治療費包括型は治療開始時に主な費用がまとまっており追加費用が発生しにくい反面、初期負担が大きくなります。処置別精算型は通院ごとに調整料を支払う方式で、初期負担は軽い一方、治療が長引くと総額が膨らむ可能性があります。
どちらが向いているかは、再矯正にかける期間の見込みとご家庭の支払い計画によって変わります。
再矯正で注意すべきリスク
2回目の矯正治療は、1回目に比べて歯や歯茎への負担が大きくなる可能性があります。1回目の矯正ですでに歯根吸収(歯の根が短くなる現象)が進んでいる場合、再矯正でさらに歯根が短くなるリスクがあります。歯根吸収が進行すると歯の寿命に影響することがあるため、再矯正を始める前にレントゲンで歯根の状態を確認し、リスクを把握したうえで治療方針を決めるのが原則です。
また、歯肉退縮(歯茎が下がること)も2回目の矯正で起きやすいリスクの一つです。歯茎が下がると歯の根が露出し、知覚過敏や見た目の変化につながります。再矯正を始める前に、担当医から「前回の矯正でどの程度の歯根吸収や歯肉退縮があるか」の説明を受け、リスクを理解したうえで治療方針を決めることが大切です。
同じ医院と別の医院、どちらで再矯正すべきか
再矯正を検討するとき、「最初に治療を受けた医院に戻るべきか、別の医院を探すべきか」で迷う方は少なくありません。どちらにもメリットがあり、ご自身の状況によって選び方が変わります。先に判断軸を整理しておくと、迷う時間を減らせます。
同じ医院で再矯正するメリット
同じ医院であれば、1回目の治療データ(レントゲン・歯型・治療計画)が残っているため、現在の歯列との比較がしやすく、後戻りの原因を特定しやすい利点があります。「治療前の歯並び」「治療直後の歯並び」「現在の歯並び」の3時点を比較できると、どこから後戻りが進んだのか、どの歯が動いたのかが明確になります。
医院によっては保証制度を設けており、一定期間内の後戻りであれば追加費用なし、または割引で再矯正に対応しているケースもあります。治療を受けた医院の保証規定を確認してから判断しても遅くはありません。まずは治療を受けた医院に連絡を取り、保証の対象になるか・現在のデータを共有してもらえるかを確認することから始めるのが現実的です。
別の医院でセカンドオピニオンを受ける判断基準
一方で、以下のような状況では別の医院への相談を検討する余地があります。1回目の医院での再治療が必ずしも最適とは限らないためです。
- 1回目の治療の仕上がりに不満があり、治療方針そのものに疑問を感じている
- 担当医とのコミュニケーションに不安があり、信頼関係が築けていない
- 引っ越しなどで通院が困難になった
- 専門医による意見を改めて聞きたい
セカンドオピニオンを受ける際は、1回目の矯正で使用した装置の種類、治療期間、後戻りが生じた時期、現在のリテーナーの使用状況などをまとめておくと、より的確な診断につながります。
矯正のやり直しを防ぐための保定期間の過ごし方
矯正のやり直しを避けるうえで最も重要なのは、保定期間の過ごし方です。矯正装置を外したあとの行動が、歯並びの長期的な安定を左右します。動的治療(歯を動かす治療)が終わった瞬間が「治療の終わり」ではなく、保定期間が「治療の続き」だと考えていただくと、リテーナーの位置づけが変わります。
保定期間のフェーズと装着時間の目安
保定期間はリテーナーの装着時間によっていくつかのフェーズに分かれます。医院や症例によって指示は異なりますが、一般的な流れは次のとおりです。
- 矯正装置を外してから1年目:食事と歯磨き以外はリテーナーを装着(1日20時間以上)
- 2年目:就寝時を中心に装着(1日8〜10時間程度)
- 3年目以降:就寝時のみ、または担当医の指示に応じて頻度を調整
歯並びの安定は外見だけでは判断できず、骨と歯茎が新しい位置に馴染んでいるかは経過観察と検査でしか確認できません。担当医の許可なく装着時間を減らさないことが鉄則になります。
リテーナーの管理とメンテナンス
リテーナーは毎日使うものなので、経年劣化は避けられません。取り外し式のリテーナーで変形やひび割れが生じたら、早めに作り直しを依頼してください。フィットしなくなったリテーナーを使い続けても、歯を正しい位置に保持する力は弱まります。
洗浄は専用の洗浄剤を使い、熱湯での煮沸は避けてください。素材が変形して形が変わる原因になります。作り直し費用は1回1万〜3万円程度が一般的で、定期的なメンテナンス費用として計画に組み込んでおくと、急な出費に困らずに済みます。
定期検診で後戻りを早期に発見する
保定期間中の定期検診は、後戻りを早期に発見するための仕組みです。ご自身では気づきにくい歯のわずかな移動も、レントゲンや口腔内写真の比較で確認できます。鏡で見て違和感がない段階でも、データ上では位置が変わり始めていることがあります。
定期検診の頻度は、保定開始から1年目は3〜4ヶ月に1回、2年目以降は半年に1回程度が目安です。定期検診を続けていれば、後戻りが始まっても軽度のうちに対処でき、全体矯正のやり直しに至るリスクを下げられます。
矯正治療は長く付き合う治療です。途中で気になることが出てきたら、その都度お話しいただける関係性を保つことが、結果として歯並びを長く守ることにつながります。
まとめ
矯正のやり直しが必要になる主な原因は、リテーナーの装着不足・舌癖や口腔習癖・親知らずの影響・加齢や歯周病による変化です。再矯正の費用は部分矯正で30万〜60万円程度、全体矯正で70万〜120万円程度が目安となり、治療期間も6ヶ月〜2年半程度と幅があります。
ご自身の歯並びや過去の矯正治療で気になる点があれば、まずは一度ご相談にお越しください。矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前では、大学病院で約30年にわたり矯正学・口腔外科学に携わってきた院長が、お一人お一人の歯並びと生活の状況に合わせた治療の進め方を、お話ししながら一緒に考えます。まずはご自身の状態を知るところから始められますので、他院で矯正済みの方もお気軽にご相談ください。
記事監修者

矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前
院長 三木 善樹
大学病院で培った治療と予防の経験を地域の皆様にお届けしていきたいと考えております。
矯正治療は長い時間をかけて歯並びを整える治療です。治療期間を通じて信頼できるパートナーとして寄り添えるよう、スタッフ一同努めてまいります。
- 経歴
- 1993年 徳島大学歯学部卒業
- 1997年 徳島大学大学院歯学研究科修了
- 1997年 徳島大学歯学部矯正学講座助手
- 2004年 札幌医科大学医学部口腔外科学講座助手
- 2007年 札幌医科大学医学部口腔外科学講座助教
- 2022年 矯正歯科・口腔ケアクリニック知事公館前院長
- 所属学会
- 日本矯正歯科学会・認定医
- 日本口腔外科学会
- 日本顎変形症学会
- 日本口蓋裂学会
- 日本顎関節学会
- 北海道矯正歯科学会
- 日本骨代謝学会
- 歯科臨床研修医指導医
【矯正治療(自由診療)に関する重要事項】
矯正治療(顎変形症など一部を除く)は公的医療保険が適用されない自由診療です。
- 治療内容:ワイヤーやマウスピース矯正装置を用いて歯を少しずつ動かし、歯並びと噛み合わせを整える治療
- 治療期間・回数:症例により1〜3年程度。月1回程度の通院で調整。装置除去後は2年程度の保定期間が必要(個人差あり)
- 費用の目安:治療費500,000円(税込)、検査料70,000円(税込)、診断料30,000円(税込)、調整料6,000円(税込・毎月)。クリニックによって異なります。
- リスク・副作用:装置装着初期の痛みや違和感、口内炎、歯磨きのしにくさによる虫歯・歯肉炎のリスク、歯根吸収、後戻り、まれに歯髄壊死など
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住所〒060-0003
北海道札幌市中央区北3条西14丁目2-2
ダイアパレス北3条第2 1F -
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JR函館線「桑園」駅から徒歩15分 -
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